老いのひとこと

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先月7月30日の夕方NHKラジオ第1放送「夕方特集私も一言」を入浴中に聞くともなく聞いていた。
川内原発の再稼働問題が話題でした。
原子力規制委員会の安全審査をクリアしたので秋にも再稼働ありきの論調が何となく主流となりつつある。
ご多分に洩れず此の天下のNHKは何故か不思議にも此の主流派に加担せんとする雰囲気を醸し出している気がしてならないのです。
何となく再稼働是認の世論形成と云おうかその片棒を担いでいるように思えてならない。
科学的にも技術的にも世界一厳しい基準をクリアしたのだから原発はもう大丈夫だという無言の空気に相乗りしているように思えてならない。
本来なら、此のNHKが果たすべき中立的見解をその日は柳田邦男氏が代弁されていた。
処が、この柳田氏の正論の箇所が音声不明瞭でとても聞き辛かったのです。
きっと誰かが、NHKへ訴えたのだろうか途中からは鮮明な音質に代わった気がしてならない。
 
 
此の大きな時代の流れに竿を差す抵抗勢力と称するものの存在はそれなりに大いに評価されて然るべしと思う。
世に産経・読売の潮流に毎日・朝日が拮抗して両者のバランスが生ずるのであれば厳正中立を旨とするNHKは如何にあるべきか自明の理だ。
偏った一部の勢力に加担すような素振りすら厳禁のはずが最近頓に解せない腑に落ちない場面が余りにも多過ぎるのです。
これは、やはり年寄りのひがみなのでしょうか。