老いのひとこと

イメージ 1
 
 
 
不要になった破損竹刀のリサイクル兼メンテナンス業を始めることにしました。
それにしても、大外れた熟年起業家を夢見てるわけでは決してありません。
孫が通う学校の道場にストックされる不要不急のばらされた竹刀を組み立て復元させることをふと思い付いたのす。
凡そ80本近くの数を顧問の先生のご了解の上で持ち出し先日には拙宅まで担ぎ込みました。
全て三八竹刀で銘柄は「特製飛龍」「國光別作」「特製宗光」「武蔵別作」「特上武蔵」「最上武蔵」「廣峰」
「祐武」「龍心」等々多種多様、中には僅かな本数ながら五節の上物も混じっていました。
 ところが皆おなじく三八定寸とはいえ無雑作に四本づつ組み分けるわけには行きますまい。
 かといって、あの難しい順列 組み合わせ論はもうとっくに何処かへ逝ってしまいました。
 仕方がないので、節間の間隔と配列具合を勘案しながら試行錯誤を繰り返すのみなのです。
 それゆえに、無銘の竹刀や銘が二つの竹刀が出来上がっても仕方がありますまい。
 大変な手作業だが竹刀の修理屋さんはボケ防止策としては打って付けのようです。