老いのひとこと

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愈々14日討ち入りの日も近付いたが内蔵助役の「健」さんからはそれに先立って見事なる本懐を遂げる場面をブラウン管より見せて頂きました。
何はともあれ、年の瀬を間近に控え今年も賀状の時節がやってきた。
例年の慣わしで手書き手作りを為り合いと致すのだが最近は少々文明の利器の恩恵にもあずかるようになりました。
先ずは手始めにPIXUSMG5630の性能を確かめてから、その上に朱色のスタンプインキを塗ったゴム印を力任せに押し付ける。
何分、ゴム印もスタンプ台も半世紀むかしの代物だから厄介なのだ。
コツがあってなかなか難しい。
郵便番号と住所にわたしの名前と電話番号が記されるが不鮮明だと誰しも読み辛かろう。
結構気を遣うし押し付ける力もいる。
そして、その上に下手な毛筆をしたため年始の挨拶言葉の代わりに毎年干支のイラスト文字をさがし西暦年号も添える。
糞真面目に遊びこころを現わさんと致すので他人様方に訴える表現力が乏しいのである。
更に手みじかなコメントを書き添えるがこれがなかなかの労苦を伴うのです。
表書きの相手方の住所氏名はもちろん肉筆でゆくので結構お習字のお稽古と相成る次第なのです。
先手先手と早めに取りかかるのだがやはりどうしてもクリスマスイブを跨いでしまいます。
手間暇かけて楽しみながら味わいながらことを為すのも悪くはない。
生甲斐を感じ取っているのです。