老いのひとこと

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家内と二人だけの侘び所帯に今降って湧いたように中学校の校区の問題がどうのこうのとえらく賑やかだ。


 うちの町内のお子さんたちは高尾台中に通っていたのを行き成り額中に代えてしまうのだという。


 すわ一大事と大騒ぎし反対署名を集めて市長さんに陳情するのだと町の古老頭の御方はたいそう躍起になって飛び跳ねていらっしゃるのです。


 どうも察するところ、金沢の市長さんは安倍さんの戦後レジュームからの脱却即ち戦後の教育体制への抜本的見直し論に賛同なされ6・3制をなくして小中一貫した9年制の「義務教育学校」設立へのお先棒を担がれようと為されていられるのでしょうか。


 もちろん、新校舎を建てるなど具体的動きがあるわけではないのだが、回覧板の書面によれば金沢市には既に小中教育一貫基本計画なる物物しい規定が作られているのもこれまた事実のようなのです。


 


 その為の布石が今まさに打たれとするときに我が町内だけが生贄のように犠牲になるのは納得し難きことと一部有志の方々はPTAやら地域住民を巻き込んで雄々しくも立ち上がられたことになるのです。


 とてもご立派なことです。


 


 ただ、一つ解せないことが学校選択制への見解が此処金沢市は追って見直しを計り段階的には解消させていくらしいのだが、これは安倍さんのお意向にそぐわないことではございませんでしょうか。


 その辺がよく分かりません。


 肝煎りで登場した学校選択制がこう安々と姿を消すとは考えられません。


 安倍さんは安保法制と教育制度の見直しには命を懸けていられます。


 どうぞ熟議に熟議を重ね慎重の上に慎重を重ねて事を進めて頂きたい。


 


 校区見直しの事、こう暑くては何がなんやらよく分かりません。