老いのひとこと

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町内の自主防災会のお勉強会があるというので顔を出した。


災害は忘れたころにやってくるという、備えあれば憂いなしというではないか他人ごとではない自分のこととして出席してみることにした。


市の職員から土砂災害のレクチャーがあったが此処は平坦な土地柄ゆえ殊更事態の切迫性を感じなかった。


其れよりも、「森本~富樫断層帯」の情報の方がより切実に身に迫る。


実しやかに或るお方が発言される。


我らが住する此の一帯は嘗て藩政時代にはバンデン(磐田)と云うたらしいという。


磐田 ( いわた )にような硬い岩盤上に大きなため池があってその地を埋立した土地柄大地震に際しては恐らく液状化現象が起きはしまいかと豪く尤もらしく解説なされるのです。


市の職員の方も初耳ながらもこれは歴史的に検証してみる必要性は大いに在ろうとその場はお茶を濁らせて終わったのでした。


白山の大噴火とそれに伴う此の断層帯の変動が大地震を誘発しないとも限らない。


液状化にもどう対応すべきなのでしょうか。


予期しない手取川の大氾濫も在り得ないとは言い切れまい。


確かに、本日は意義深きお勉強会になって本当に好かった。