老いのひとこと

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最寄りの公民館で「九条の会」の集会があった。


此の時に至ってただ躊躇うばかりではお天道様に申し訳なく申し開きできまい。


思い切って顔を出してみたのだが意外なことにお年寄りばかりではないか。


憲法や法律に関わりある者たちの集団かと思いきや


全くの思惑外れであった。


失礼なる物言いだがこれでは巨大なる政権与党と安倍さんの前には太刀打ち敵わぬと思わざるを得なかった。


しかし、今日此処にご参集の皆さん方は何と云えども確固不動の熱き情熱を内に秘められた闘魂の持ち主に違いはあるまい。


今日の事態を手を拱いて見ている訳には行かい苛立ちで居ても立って居れない方々ばかりなのだろう。


講師の先生からは現政権の非道振りを重々説かれたのだが問題は夏の參議選で与党勢力三分の二を阻止の為にいま何を為すべきかではないか。


何を行動に移すべきか。


今日参集の三十人足らずの者たちの共通認識と連帯感と共闘する気持ちを鼓舞する狙いが今一曖昧であったような気がして些か残念でした。


改憲を阻止し野党共闘に現実味をもたらすには今何をこそ行動すべきなのか。


そんな話は一切なかった。


何故かしら勇ましく意見を陳述するだけの場のように映って仕方がなかった。


頑張ろう三唱もなかった。


散会後隊列を組んで大通りを歩いてみる行動力も持ち合わせてはいなかったようだ。


くすんだ萎れたような年寄りの寄り合いでは埒が明かないと正直そう思わざるを得ない。