老いのひとこと

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軒下の狭い空間でゴーヤの栽培を楽しむ。


背丈だけはすくすくと成長しすでに軒にまで達した。


幸先よく先日は初物を収穫し梅干し和えに剣崎ナンバを加味し美味しくいただいた。


もう一個ぶら下がるがどうしたことかその後に続く第三子が来ない。


黄花はみんなあだ花となって散り果てる。


どうしたものかとあちこちへ問い質すが今一つ合点がいかない。


脇芽の芯を止めて子蔓、孫蔓を育ててみたらどうかと一説を聞く。


また、蝶や蜂などの昆虫をおびき寄せる手立てを考えてみたらどうかと尤もなお知恵を授かる。


 


とは言え余り面倒なことは避けて為すがままに放置すればゴーヤとてバカではない、やがてわが身の種族保存本能に目覚めて呉れるに違いない。


取るに足らない詰まらぬことにくよくよ思い悩んでも仕様があるまい。


お前さんにとって二度と来ない今日と云う今現在を熱心に生きることに熱中しなさいと一夜賢者の教えで諭してくださいます。