無断掲載
五月雨式に離党者が相継ぐ焦眉の緊急課題を抱える民進党代表選が愈々始まる。
日本記者クラブでの前原、枝野両候補による記者会見をＣＳ放送ＴＢＳニュスバードが取り上げてくれた。
願わくば、受信料金まで支払う最たる公共放送天下のＮＨＫで見たかったが熱戦繰り広げる高校野球の事でそれどころではないらしい。
森友加計問題で揺らぎ始めた安倍政治の逸球に飛び付いてグラブを出す上手な受け手がいない。
日本ファウストかも知れないとある人はいう。
名前だけの最大野党民進は頼りなくて当てにはならないと大方がいう。
共産党は頼もしいが何をするか判らぬのでおっかないと皆がいう。
でも、こわっぱ共が勝手バラバラに大将にぶち当たっても勝ち目無し、これだけははっきり云えよう。
小者は団結し力を合わせ「セイノ」と声張り上げて共闘する以外手段はなかろう。
ところが前原さんは志位さん共に歩くのは厭だという。
政策や理念が違うので一緒にやる気はしないという。
来たる補選でも否定的だという。
他方、党を見切った細野さんには未だに未練があるのか将来の結託を匂わす、つまりは小池ファーストとの接近をも仄めかれた。
片や、枝野さんは当然細野刺客を差し向けて然るべしという、離反者への断罪と党のけじめを明言しきわめて対照的だった。
党内結束と友和で二度と再び裏切り造反者を出さない党内運営を訴えていた。
新代表選出後は必ずや「ノーサイド」を叫ぶであろうが口先だけでない真の「ノーサイド」に繋げるには嘗て薩長連合の立役者龍馬のような人物が、前枝連合を呼び起こす橋渡し的存在として突如輩出しないものだろうか。
誰かいないものだろうか。
壊し屋さんはいるのだけど・・・まさか・・・
