老いのひとこと

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交換分合が施され今や耕地整理された一枚の田んぼは恐ろしく広い。


ところが0.3ヘクタールと云っても30アールと云われても3反ほどの広さと云われようが百姓でない以上ピーンと来ない。


1000坪ほどあると云われて見渡せば成る程広い。


加賀藩の人持ち組のお武家さんならこの程度の家屋敷を囲ったのでしょう。


広さを実感しながら今日の見習い実習生は運搬機を運転しながらの落ち穂拾いに精を出す。


鶏小屋のやっさんが命ずるままに今日は稲穂拾いのお手伝いに来ました。


秋たけなわの好天のもと一汗かきに来たが汗は瞬時に乾き労働の歓びをからだ一杯にあびる


藁スベを束ね縄で結わえ袋に詰め込む単純な作業なのです。


キャタピラ付き運搬機は広い耕地での一方通行なので難なく容易く運転できた。


幾つになってもエンジン音にはやはり胸躍る痛快事であった。


秋の夕日が燦々と降りそそぐ中、此の田で収穫された玄米コシヒカリを定価にて買い入れ我が食卓に供することを今日此処にて腹に決めました。