老いのひとこと

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さながら囚人労働のように映る。


本日は予報通り真冬の雨、招からざる除雪車の置き土産はたっぷり水分を吸い込んでずっしり重い。


何んと重いことか押して動かず引いてみる。


嘗て、蝦夷地開拓に駆り出された囚人たちが原野を切り開いたことを思い出す。


變な事しか頭には浮かんでは来ない。


路肩の残雪を取り除いて果たして何の効能があろうか。


景観を損なうのでしょうか歩行者に危害を加えましょうか。


愚痴らず逆らわずに兎に角従順に善良なる市民の務めを果たせばそれでよいとおのれを説き伏せる。


それでも気概なく惰性に従いただ躰を動かすだけではないか。


ふと城谷川に目を遣れば水嵩が何時になく増している。


すわ一大事と思いきや隣町の除雪車が盛んに投棄している。


何処もかしこもてんてこ舞いです。


すると今度はカーブを曲がり切れずに深みに嵌まり脱出に梃子摺る乗用車を目撃する。


轟々と空吹かし、白煙をもうもうと立てている。


此れこそ、すわ一大事と丸スコ携え飛んで行けば氷の雪面にお腹を乗り上げアップアップしているではないか。


ドライバーはご近所のお方、即刻舞い戻り若衆に援軍を要請するも此れは脱出不能だと皆さんおっしゃる。


大型重機で牽引する以外手はないと云う。


連休に入り気掛かりだが如何ともし難い。


雪道危ない侮るなかれ。


此れ決して他人ごとではありません。


確たる「他山の石」と致さねばならないのです。