老いのひとこと

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まるで蟄居幽閉されたかのように雪の中に閉じ込められてしまった。


漸くにして一週間ぶりに視界が開けお天道様にもお目に掛かれた。


外の空気を吸いたくなって「ふれあい」と「お医者さん」を目指す。


主要地方道は一車線分だけ確保されてはいるがやはり隋所で滞る。


一時、北陸道が閉鎖され一斉に八号線へ雪崩れ込んだ結果があの未曾有の大渋滞を来たしその余波が何んと我が近辺を走る国道バイパス外環状線にまで及び、今日も国際ホテルから額四峠まで車でぎっしり埋まる。


四十分も掛けてわが修行道場「ふれあい」に着く。


走り禅、登り禅、鼓禅、片足立禅、反り禅と洒落込み悦に入る。


さらに素振り五十本と打ち込み五十本に法定の形を打って年寄りの道楽は終えた。


10時からのママさんバレーチームがキャンセルされたので贅沢にも独り占めが適った。


其の足で掛かり付けの「お医者さん」へ赴きお薬を戴く。


幸い検便の潜血反応はなかったがヘモクロビンA1Cが依然7,6の高値でがっくりしょげ帰るしかない。


外の空気の良し悪しは相半ば・・・