老いのひとこと

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「困ったときにはすぐ相談」トラブルの際は救済の手を国民生活センターに求めてコンタクトを取った。

しかしネット上での契約はクーリングオフの対象にはならないばかりではなく

既に「hateblog.com」の更新手続きは完了しているので制度上その解約はできないことを知らされた。

のみならず此の更新により以前解約済みの複数のドメイン(?)が復活したので今後とも更新を勧誘する通知メールが届くと思うが決して開くことなく無視し続けなさいと再三の忠告を受けた次第です。

生憎、此の当センターにはネット接続機能がないので代行サービスの提供は出来かねると云う。

何処かの公的機関の助力を得て

  • 「お名前.com」にログインして自動更新を解除すること。
  • クレジットカード情報を削除すること。
  • 「お名前.com」からのメールを迷惑メール(?)に設定すること。

 

以上の手続きを執ることを推奨するとの助言を戴いた。

カメリアへ行き処置していただいた。

助かりました。

 

 

敢えて公式名称まで掲げて我が窮状を訴えた。

でも此の全責任は無知の権化のような当方にある。

禁断の迷路に足を踏み入れた愚かなりし行為を恥じねばならない。

此の窮状に救いの手を差し伸べて「迷える老羊」を手厚く介抱してくださった皆様方に深く深く感謝申さねばならない。

 

 

老いのひとこと

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遅めの昼を摂り暫しくつろいだ。

所用あって台所へ行きテーブルの前に立てばクラッとめまいが来た。

止まらない足元が軽くなって足がふわふわと浮く。

ヤバイと体を動かそうとするが我が足に体重を全く感じなくなり動けない。

舌が痺れはじめた、しだいに口の中が痺れ唇や頬までもが可笑しい。

此れはマズイと盛んに口を開閉させ筋肉が硬直するのを防いだ。

辛うじて机に手を置いて椅子まで移動しやっと座れた。

首を左右に振ればますますふら付く。

「菊水」を描いた自作の絵が目に入る。

今のところは視力には異状はなさそうだ。

両手も挙がる、ボトルの液体も咽喉を通った。

呼吸は出来る頭痛もない、思いつく症状を紙片にメモる。

文字は書けそうだ。

襖越しに家内がミシンを踏む音がする。

一大事になると思い家内への急報を自制した。

時計が3時半をさす。

30分ほど死線をさまよったことになる。

少しづつめまいが和らいでゆく。

何んとか助かったような気がする。

 

 

未だ嘗てこのような異常事態を体感したことはなかった。

間違いなく年齢を意識した。

 

午前中の労働に起因しよう。

水を補給したはずだが恐らくは熱中症の類だろう。

或いは軽い脳卒中を来たしたのであろうか。

次回には医師に聞いてみることにしよう。

 

 

老いのひとこと

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8時過ぎにバイクにて弟宅まで行き待望の耕運機を借り受けた。

凡そ1.5㎞ほどを手押し車を押して畑まで持ち込み、花曇りながらも絶好の農作業日、喜び勇んで試運転する。

操作は極めて簡単ながらも問題は支柱のような抵抗棒の取り扱いになる。

要領を得るには慣れるしかない、抵抗を無くして機体を前傾させれば物凄いスピードで暴走する。

抵抗を掛けて後傾すれば全然前に出ようとはしない。

此の抵抗棒の傾斜の塩梅加減を会得するにはやはり1時間は掛かったであろう。

生憎、畑仲間はどなたも居ない。

せめて写真撮影でも頼みたかったが

敵わなかった。

3本の畝を夫々3往復、無我夢中で時を忘れて作業に集中した。

疲労感を相当に感じたが再び手押し車に機体を乗せ住吉まで戻り弟に礼を述べながらお返しした。

家には1時近くに帰った。

5時間近い実働によくぞ耐え抜いたものだ。

自らの実践力を褒め称えたが其の反動が殊の外大きかったのです。

 

老いのひとこと

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慢性腰痛の治療法は此れ如何に。

もはや腰痛は持病と化し終生の友と致す覚悟はできた。

とにかく此処十数年あの手この手を駆使しながら藁にも縋りつく想いでの苦闘の連続。

鎮痛剤の注射という最悪の経験もした。

結論は整形外科という近代医学では我が持病は手に負えないことを知った。

それでもヤバイと思えば成分の消え去った数年前の絆創膏とか経皮鎮痛消炎剤を塗って気休めにする。

しかし何んと云っても最終的な治療法は少々の無理を犯してでも我が体をシゴクことしかない。

医師が口にする絶対安静は事わたしに関しては無用で在り禁句になろう。

気力体力が許す限り早起きラジオ体操に

小一時間掛けて朝の散歩に精を出す。

気が向けば野良仕事に額四峠越えのサイクリングに出かけよう。

お金に恵まれない年寄りは極力医療から遠ざかり避けねば生計が成り立たないのです。

 

 

老いのひとこと

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四月を前にもうサクラは開いた。

少しばかりの恥じらいの色を見せながらも眩しいばかりにこぼれる笑顔を振り撒いている。

コロナ禍のさなかにも拘らず今年の桜はいつものさくら色を失わずに一斉に咲き始めました。

ところがどうしたことか折角咲いたばかりの桜の花が花ごと落ちている。

一つや二つではない結構夥しい数が地面に敷き詰めている。

何かしら原因は在ろう、恐らくは気象条件がそうさせているだろうと予測はするが専門家に尋ねてみようと自然史資料館へ問い合わせた。

すると意外な返答が返ってきた。

スズメの仕業だとおっしゃる。

好んで花の蜜を啄むがその折に口ばしが短いがゆえに花ごと落してしまうのだと云う。

そう云えば「スズメのお宿」のお隣の桜の大樹も相当の被害を被っていました。

 

いずれを愛でるやいたしかゆし。

 

 

老いのひとこと

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さあ愈々シーズン到来、野球も相撲も動き始めた。

彼らにあやかりさあ畑へ出よう。

志気を振るい立てて何はさて置き先ずは草をむしろう。

我に宛がわれし四本の畝の雑草の息の根を止めねばならない。

日向ぼっこしながらしゃがみ込んでつまつまと手で毟り取るほど生易しくはありませんでした。

がっちりと根を張り最早手の施しようがない有様です。

さあ今年も此の頑強なる雑草たちとの根気比べをしながらの長丁場の格闘劇が本日より始まりました。

さあ頑張るぞ。

 

 

老いのひとこと㊱

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野田山周辺の車列が何時になく混み入る。

幸い駐車スペースがあった。

久し振りに「芝山」の地に足を踏み入れた。

下界ではもうソロソロ花便りが届きそうだが此処野田山には万物が未だひっそり息を凝らしているようだ。

それでも地表にはアザミがぼつぼつ顔を出し木々の梢には若き新芽が目ざめたようだ。

行く当てもなく只さまようが自ずと足は「近吾」のもとへ吸い寄せられる。

在るべきものが無いことはよくよく承知しながらも幻影にでも逢ってみようかと

踏み入れた。

何事もなかったかのように今年も「シキミ」が寂しく咲き乱れる。

「上溝桜」には新芽が初々しく息づいている。

今や主は不在だがお前たちが今まで通り見守って呉れているので安心だ。

わたしは何度も合掌し合掌しながら「近吾」のもとを後にした。