先日の日曜会稽古で貴重なご指摘を頂き感謝いたすのです。
小太刀の部二本目、仕太刀は中段半身で間合いに入り打太刀の刀を制して入り身で攻め入らんと致せば打太刀は透かさず脇構えに退くので仕太刀は一歩攻め込み表鎬で受流す・・・
此の一連の流れの中でわたくしの一歩攻め入る動作が曖昧であると注意された。
自分では一歩入った心算だったが体を左へ躱す動作が先走り左足の引き付けが不十分であると厳しき忠告を頂戴したのです。
成る程と感心する、剣の理法に適った非常に適切なご指導を給わったことになる。
有り難く感謝申したい。
仕太刀の攻めの気勢に圧され打太刀は脇構えに変ずる、まさに其の起こり頭を捉えて仕太刀は剣尖を咽頭部にして鋭く一歩左足の引き付けよろしく攻める動作をはっきりくっきりと傍目にも示さねばならない。
非常に充実した形稽古が出来て非常に好かった。