老いのひとこと

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朝の散歩で親子連れによく出逢うので尋ねてみれば宿題のプリントを先生に提出しに行くのだという。

保護者同伴での登校の意味はどうも休校中の家での様子など生活指導面をも兼ねているのだろう。

中には親の都合で参加が敵わぬ子も居て何となく不憫に思う。

学年ごとの登校日らしいがむしろ教師の方から各家庭を訪問するようにしても良いではないかと勝手なことを思ったりした。

校門前に立つ先生にプリント学習は能力別に配慮がなされているかとお尋ねしたら否定なされた。

教師手作りではなく教委指定の問題を宛がっているらしく市内が一様に統一されてしまった。

地域の特性を反映した各校の独自性や教師個々人の創意工夫等が見えないのはやはり寂しかろう。

 

街中を歩き回るが子どもがどこにもいない。

居るはずの子どもの姿がない。

みなコロナを避けて家の中に潜んでプリント学習に勤しんでいるのだろうか。

少しばかり異様だし気味が悪い。

棒切れを振り回す悪ガキたちが一人も居ない。

此れも異様だし何より気味が悪い。