老いのひとこと

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夏の風物詩と云えばそりゃ色々ありましょうがわたしにとりてはやはりラジオ体操で在りましょう。

ところが今年はコロナに配慮したのか取り止め中止の町会があちこちあるらしい。

御多聞に漏れず我が町会も開催無しとのことで従来通りの隣町の会場へ顔を出すのだがどうした事か此の隣町町会も取り止めを決めたのだという。

わたしの歩みのコースに額新町集会所がありその掲示板にはラジオ体操のスケジュール表が掲載される。

子ども会と老人会の共催行事であるらしい。

お聞きすれば参加者は左程ではないにしても予定通り開催中だという。

考えてみれば成る程そうかと思い当たる節があるのです。

此の近辺には市営アパートや県営アパートがあり地域コミュニティーが我らの新興住宅地とは異なり相当濃密に形成されてはいまいか。

住民の共同参画意識がより洗練されてはいまいか。

今まさにコロナ禍の真っ最中で自粛ムードは華盛り。

お世話役にすれば万が一の災難が降り掛かりし折には責任問題で二の足を踏まざるを得まい、つまりは自粛の道を選ぶしか手がないのでしょう。

其れに引き換え住民意識が高度に洗練されればみんなで助け合い支え合う無言の共助体制が其の背後にきっと在りはしまいかとそんなことを考えた。