老いのひとこと

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上杉鷹山先生の名言「為せば成る」にみる「為さねばならない事」は此のわたしには諸々の身辺整理にほかなかろう。

気の赴くままあれやこれや手掛けてはいるが今日は変なものを整理した。

鉛筆でものを書くことは孫へのお便り以外もうない。

精々がメモを取る時ぐらいだが手にした鉛筆がHBだともう用を足さない況してやHやFでは全くダメだ。

薄くてよく見えないし第一書き味が悪い。

現役のころは何かとお役に立って呉れた鉛筆だったが最早B、2B場合によれば4B、6B,10B以外は使わないことにした。

先日のこと鉛筆を整理した。

出るは出てくるは夥しい数のHBが出てきた。

人生1000年時代が到来しても使い切れない本数だ。

処が持って生まれた性分は困ったものだ。

廃棄してゴミ箱入りかと思えばまたご丁寧にも別の容器に大事に仕舞ったではないか。

斯くして吾輩の断捨離は一向に進展しないのです。

斯くなれば全面的に頓挫し天国へ旅立ちし後、何もかも一切合切ブルトーザーで以って掻っ攫って貰えばそれで結構なのです。