不要不急の外出は控えねばなりませんが人通りの少ない雪道をとぼとぼと歩むには別段差支えはないでしょう。
とは言え左程の雪ではないしろ歩道は雪で閉ざされ車道を行くしかない。
確かに危ないと云えばその通りでしょうが巣ごもりだけが能ではないはずです。
車道とは言え決して車専用道路ではない、其処は公道であり歩行者とて使わせていただきます。
概ね右の隅っこを行くが左を行くときもあろう。
後から来る車は歩行者優先のマナーを遵守して迂回するようにゆっくりと通り過ぎてゆく。
対向車がくればやり過ごしてからわたしを避けるように通り過ぎてゆく。
中にはほんの軽いクラックションで注意を促してくれるドライバーもいる。
ことろが滅多といないが憎々しく響き渡る警笛で通り過ぎる高齢者ドライバーにはやはり些か恐れ入る。
飛び散るしぶきも諸共せずに疾走する車もそりゃ偶には居よう。
お仕事で急いでいる御方もそりゃ居て当たり前でしょう。
数えたことはないが此の間出逢う車は十台も居ないのです。
雪道はいろんな意味で疲れます。
全身に軽い疲労感が走るがそれが狙いなのだからそれで充分なのです。