2022-02-06 老いのひとこと 城谷川の岸辺に春先黄色い花が咲く。 調べてみれば名前を立金花(りゅうきんか)と云うらしい。 日本古来の在来種の「立金花」の外に北アメリカ大陸から帰化した「姫立金花」とヨーロッパ大陸からの帰化植物「菊咲立金花」の三つに大別されるのだという。 更にはコロナ株のように変異株が数多くあるのだという。 此の花の三者三様夫々特色があろうが其処までこだわる気はわたしにはない。 家の前の河原に咲くのは「菊咲立金花」にしようと勝手に決めてしまった。 此奴は寒さ知らずの健康優良児で気の早い子はもう正月前から顔を出し此の時期今を盛りに咲き始めたご様子だ。 もう間もなくみな競うように所狭しと咲き誇り岸辺一帯が黄色に染まる日も近かろう。 此の花は変わりモノで花期を終えれば葉茎ともに姿を消し地中の根茎が冬眠ならぬ夏眠をむさぼるのだという。 どうも暑さには弱い変わり種らしい。