2022-06-01 老いのひとこと 緑と花の管理を担当するお役人からも見放され止む無く古参の植木屋さんに診てもらえば唖然としたお顔で「こりゃ酷い」「わしゃ見たことがない」と驚く。 除草剤でも噴霧しない限りこんな症状を来たす筈がなかろうにと首を傾げる。 暫し黙考され「旦那さん、悲しいかな」 「此れ全部伐採しかない」と告白された。 今生きている木もやがては全滅するという。 また暫し沈黙がつづく。 その時横に居た家内が「枝葉を落とした幹の部分を活かす手はなかろうか」と提案した。 植木屋さんも頷いて「その骨組みに竹材を宛がって見ましょうか」と相槌を打たれた。 見積概算額を呈示された。 梅雨に入る前に何とかやりましょうと言って戴いたので助かった。