2022-10-06 老いのひとこと 農作業雑記 其の一 毎ねん菜園をたしなみ茄子を栽培するが未だお目に掛かったことはなかった。 兎に角固いこわばってバカでかい。 はち切れんばかりに実り過ぎ真っ二つに裂けてしまった。 此れはどうみても煮ても焼いても喰えそうにはない。 石茄子と云うらしい。 430グラムもあった。 石ではなく岩同然だ、此れは岩ナスに違いない。 岩肌のようにゴスゴスした凄みがあり片面は滑らかな艶が在りはち切れんばかりの弾力を宿す、間違いなく此れはまだ生きている。 貫禄湛える此の老岩ナスをばしばし標本として座右に留め置こう。 干乾びてもミイラとして愛蔵しよう。