老いのひとこと

農作業雑記

其の一

10本の「べにはるか」の内二三本の生命が風前の灯火だ。

緑色した葉っぱは萎れたまま姿を消して小豆ほどの生きた葉が一枚だけを残して息も絶え絶え辛うじて命の火を灯している。

まさに風前の灯火のような「べにはるか」のために神経をすり減らすおのれのお姿は滑稽と云うよりいと哀れと言えり。

ぜひ成長点に着火し燃え盛れよ。