老いのひとこと

若かりし頃用いたスキーのストックを持ち出し外歩きに際し二本杖を突くことにした。

山歩き専用のものもあるらしいが廃物の再利用と決めた次第、

見っともない見苦しい限りながらお構いなしのへっちゃらだ。

さすがリングの部分は切断したが何分長さが長すぎはしまいか。

肩が張って肩がこる、脱力脱力と言い聞かせるが慣れるまでは仕様がなかろう。

突く位置を体の後ろにして上手に扱えば自然と体が前へ押し出され歩みが楽になる。

但し歩調のテンポが速くなり可成り疲労感があり一長一短ありと云えり。

疲れて突く気力失えばストックを引きずるザマは様になりませんが、でも二本脚より四本脚の方がバランス感や安定感を得るのに大いに助かりますよ。

二本杖を上手に使いせっせトットと歩み給えよ。