老いぼれへぼ剣士の独り言

Rokusuiとは疎遠となってしまった。
もはや幽霊会員となってしまった。
不甲斐なさを寂しく悔い入る次第なり。
せめて名だけでも留めんと鏡の前にて
独りシャドー稽古。
居合いを抜き、老いし虚ろな姿を
映して、暫し眺むる。
 
”過ぎたるはなお及ばざる如し”という。
大根おろしにはジィアスターゼとかアミラーゼなる
天然の消化剤が豊富と知り、昨夕大量に摂取したところ
突然腹痛を来たす。
差し込む激痛、しゃがめど伏せど七転八倒の苦痛
和らぐ気配なし。
気朦朧と冷汗額を這う。
大和魂が廃ると鼓舞すれと悲鳴に近い呻き声。
ふと山田次郎吉先生の昇汞水誤飲のハプニングと
武市半平太の三つ文字割腹を思い浮かべて耐えていたら
口中の舌下腺より水のような唾液が溢れ飲み込む内に
嘔吐せり。
少々安まり布団にもぐりこむなり。
情けないことこの上なし。