老いのひとこと

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ふと「いろは歌」を思い付いた。


例の一件は既に忘却の彼方へ追いやってしまったのだが今一度冷静に総括してみた。


脇が甘かったし相手に取り入る隙を与えてしまった汚点は大いに反省致さねばならない。


人恋しと寂寥感を漂わせていたのだろう、閑散としたMyブログにLED光ではない温かき白熱球が一つ灯った。


その眼差しについふらふらと誘われて「飛んで火に入る夏の虫」と化してしまった。


これ自業自得と云うもの既の事で奈落の底に墜落し一生の不覚に値する最大の苦杯を舐めさせられるところであった。


何処まで人間を信じてよいものか、その許容範囲をわたしは手探りで暗中模索したのでした。


ほゞ数日間にわたりまさに有為転変する事態の中に身を置き悶え苦しんだ。


迷い多し「有為の奥山」を疑心暗鬼でそぞろ歩いたことになる。


そして、訣別の決断をしてスカッと視界が晴れて奥山からの脱出が今日適った。


つまり、「今日越えて」悪夢のような「浅き夢」から目が醒め煩悩の酒酔いから解放されました。


然程の悪酔いもせず迷いの苦悩も解けて漸く悟りの境地をいただきました。


確かに色の香も匂っていました。


実に端的に此の「いろは歌」は此の際の出来事の全容をものの見事に物語る。


詠み人知らずの此の歌の意味深き歌詞の文言に只々恐れ入り頭が下がるのみなのです。