老いのひとこと

イメージ 1



労作の郵便受ではあったが見栄えも代わり映えもしないではないか。


第一今どき封書も葉書きも舞い込むはずがない。


先をみる目がなかった。


でも、此の渋い青萩に縦縞と横縞の単調なる文様と云う地味さ加減を活かすために俄か仕立てに筆立てに致すことを思い立った。


どなたがしたためし物か一幅の書があり、その一節の「世は一局の碁なりけり」のど真ん中に配置してみた。


まさに今の世は秘密保護法を仕立て集団的自衛権を確立し憲法改正を大胆にちらつかせながら恰も囲碁の戦局のように一極に向って突き進んで居はしないのだろうか。


時局を詰めさせないようにか細き老人に今でこそ何ができるのか何をこそ為すべきなのか。


~「One Pen can change the World」~


マララさんの此のフレーズに肖り「筆は剣より強し」


と行きたいが此の非力なるわたくしは何も出来ぬことがとても歯痒いのです。