老いのひとこと

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家内の実家から譲り受けた庭石をわたしはわたしの墓の墓石として活用した。


人により色んな見方が在ろうけどわたしはわたしなりに家内との縁組を確固不動の姿として末永く残した記念碑であると自認いたす。


上寺石材店の誠意ある手に掛りいま野田山の山頂に聳え建った。


その凝灰岩と御影石から成る我が墓石に御魂を入れて戴くべく開眼法要を善行寺住職にお願い申した。


わが実弟と息子たちも家族を伴って参列してくれた。


ワンルームの唐櫃=屍櫃=カロートは居心地が好さそうに覗える。


割と広いので大勢が収容できそう、わたしにつづく後続のヤカラは遠慮なしに断わりなしどしどし入って来てほしいが決して急いでは駄目だ、急ぐ必要は更々ありません。


斯くなることは声に発して云う必要は更に更々ない。