老いのひとこと

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10年以上の慣行であったでしょうかわたしはふれあい体育館の館内の一角を能く能く使わせて戴いた。

つまり館内に籠る、内に籠ることが大好きでそれを日課とした。

ところが昨年の暮頃から館内を取り止め館外に場所を移してしまいました。

そりゃ寒いです、足の裏が冷たいです、雨の日には雫が吹き込みます。

でも軒下には庇があるので雨は凌げる、タイル張りの細長い我が道場は素敵な修行の場になるのです。

大概の日は誰もいませんので他人様に気兼ねなんてしなくてもよい。

全くの自由です、自由気儘に使えます。

額谷の大自然の中にわたし自らが融けこんでゆきます。

額谷の大自然はそれを拒みません受け入れてくれます。

額谷の大自然と一体となれます、わたしの全てが一体化されてしまうのです。

ただ余りにも寒い日にはわたしの頭の血管までもが凍えて異常をきたし気が朦朧と致し先日の上皇陛下のようにならないとも限らない。

そんな一抹の不安が脳裏を走る日もないことはない。

そんな時、「ポケベル」がいいかな「まもるっく」がよいかな、それとも「携帯電話」がいいかな、思い切って「スマホ」にするかなと思いを巡らす。

そんなことを考えながらあさの一時を額谷の大自然にわたしの全てをゆだねてしまうのです。