老いのひとこと

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金沢弁で云う“がっぱ”になって取り組んだ。

懸命に夢中になって取り組んだ。

週に一度、童心に返り粘土と戯れ格闘する。

午前10時から12時まで、帰宅後の残業が午後1時から4時まで都合五時間に及ぶ物言わぬ土との無言の闘争劇であった。

それもそのはず基本を度外視した勝手気ままな我流で挑んだ所為で苦労しました。

何んと箱型の枠組みを作ってから底の部分を宛がうという誠に頓珍漢な手法を講じたものだ。

要するに段取り悪く計画性の無い実に幼稚な構想の持主が為せる技でした

其処へ以って正方形の陶筥(とうはこ)の四つ隅に一片を噛ましたばかりに八角物に挑戦したことになる。

わざわざご丁寧にも手の込んだ作業に取り込んでしまったわけだ。

しかし挑戦する甲斐があったので自ずと闘争心を燃やして土との激しい格闘に取り組んだ次第だ。