老いぼれの独り言

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5月の連休の頃よりラジオ体操に挑戦し幾つかの試練を経ながらも6か月間耐え抜いた。
怠惰に流される我が身への挑戦状であり其の継続性を見計らう試練の場を我が身に強要してきた。
小雨をもいとわず隣町の会場へと日参した。
もちろん休日休業は在り得るはずがなく我ながら皆勤賞は無理にしても精勤賞に値するぞと日々叱咤激励しつづけた。
ところが11月12日を以って期せずして途絶えてしまったのだ。
大阪滞在期間10日余り、舞い戻った23日には万難を排して参加することをおのれに強いてはいたものの六時三十分を見事逸っしてしまった。
疲れていたのだとおのれと妥協してしまった。
どうしたことかその翌日もその次の日もお目覚めと同時にわが身の失態を自覚した。
障子に映る薄ぼんやりした朝の陽射しがとみに力なくしかも遅くなった。
即ち、わたしの体内時計をわたし自身がリセットする時刻が随分と遅くなってしまったのだ。
しかし、此れはこじ付け言い訳に過ぎず何より我が身の意志薄弱に起因しよう。
確かに今は単身世帯、食い物の賄いから炊事洗濯風呂掃除ゴミ出しまで全て御身の領分になってしまったのだが、こんなものが理由づけになるはずがない。
つくづく家内の有り難味を知った事とて家内が不在でラジオ体操に行けなかったなんて口が裂けても云えっこない。
所詮、わたしは意志弱き怠け者だったのです。
挑戦はするものの試練に耐え切れずにまんまと挫折しさじを投げ捨ててしまうのです。
ただ敗北感あるのみ、情けないの一語に尽きよう。