老いのひとこと

              無断掲載

我が家に入る新聞の三面記事ではない三ページ目に目を引く記事を見付けた。

東大の石田あつし教授に川田記者がインタビュした収録記事【反撃能力保有しても安全高まらない】にハッと目が行った。

北朝鮮や中国は恐ろしい国だから日本国民の命と暮らしを守るためにミサイル防衛が必要だと云って備えを整えれば敵はそれ以上の技術開発を成し遂げてしまい見境なしに日本海へ弾道弾を打ち込む有り様。

ならば敵基地に先制攻撃も辞さない強硬論が自公國に維新までも加わり揃いも揃って揃い踏みだ。

 

専守防衛論に徹し平和を希求する日本国の国柄として此れは如何にも拙かろう、危険極まりない暴挙であり暴論なのだと学問の府の学者さんが穏やかな口調で警告を発せられた。

 

まさに安全保障のジレンマに陥り負のスパイダルで奈落の底へ真っ逆さまで落ちてゆくであろうことを石田教授は危惧された。

 

願わくば3ページではなく一面トップ記事として堂々と読者に訴えて欲しかった。

何故それが出来ぬのか不思議なのだ。

ニュースバリュウが薄いのであろうか。

社会の公器たる新聞は冷静に判断し使命を果たして貰わねば困るのだ

 

 

まさに死に体に今為らんとする自公政権が国民の同意もなく闇雲に安保三文書なるものを閣議決定するに至った。

とうとう来るべきものがやって来た。

背筋が凍る思いなのだ。