老いのひとこと

とうとう来るべきものが襲い掛かるが準備を整えた筈だ。

 

 

母方の祖母村本重が80歳の生涯を終えた年にわたしは運転免許証を取得したことを確と覚えている。

調べてみれば昭和42年1967年のことである。

長男が授かった其の翌年になる。

然すれば運転歴が55年と相成る。

ボデイは満身創痍の傷だらけ、見るも無残なデミオ車に乗るが其の間無事故無違反減点なしで来れたことは幸いなり。

その間タイヤ交換は年間2回で都合百十回熟してきたことになる。

他人様に任せたことは只の一回たりとも無い。

全ておのれ一人の独力で成し遂げたことになる。

長い間油圧式ジャッキーを愛用したが破損したので今は専ら手動ジャッキーだ。

先日は絶好の交換日和を捉えて110回目を無事為し終えた。