老いのひとこと

孫が中学に進学し憧れのブラス部に入部したのだが上手に馴染めず思い悩んでしまった。

親切な心優しい先輩からのコーチングは嬉しく受け入れるのだが中には異質な指導方針で臨む好からぬ先輩には閉口し恐れ慄き余りにも大きな衝撃で帰宅後号泣したりもするという。

校内の部活動内でのパラハラを家族たちも深刻に受け止め顧問からの直々の指導も仰いだりもしたのだという。

でも、学校内に此の件に関する「いじめ対策チーム」の編成にまでは至らなかったと聞く。

幾度となく退部を決意しながらも周囲からの励ましの遺留工作でなんとか9月まで持ち堪えた。

晴れて9月早々披露の為に大会に孫は参加が叶った。

悦び勇んで参加はしたがやはり大きな緊張のあまりしくじったらしいのだ。

例に依り鬼の先輩から辛辣なる嫌味と罵倒を浴びせられたらしいのだが、是非孫よ、正気を取り戻せ、、立ち直れ、歯を喰いしばって立ち挙がれ、頑張れよ、頑張ってね。

ジイジがその子を睨みつけて一喝してやってもいいですよ。