2024-02-26 老いのひとこと 無断掲載 香港と中国を相手に死闘を繰り広げた好試合をテレビで観戦した。 鍛え上げたアスリートたちの神技に圧倒された。 球技で在るにしろ此処に至ればまさに格闘技だ、物凄い殴り合いだ、リーチを伸ばし渾身の力を籠め相手コートへ叩きつける、其れに応え相手はより一層闘志を燃やし打ち返す、延々とつづく死に物狂いのラリーを見せ付けられ、錬り上げられた演武者たちの妙技と強靭なる精神力に只々圧倒されるばかりだった。 サーブに際し精神を一点に集中し闘志を込めた精悍な眼差しがアップされ人間美の極限を観た、感動を戴いた。 惜しむらくは球が回転する実像とレシーブする相手ラケットの瞬間の実像を高速度カメラで捉えて欲しかった。 日本チームのチーム力が際立った、タイムを執った選手たちを 渡辺総監督らが迎え入れるが専らアドバイスを送るのは伊藤美誠監督ではないか、選手たちは納得したように頷く様子をカメラは捉え一礼して場を離れる時には無言の総監督にも一瞥して頭を下げる健気さがとても印象的だった。 常勝中の強豪中国チームと互角にフルセットまで奮闘を演じたが今一歩力が及ばなかった無念でした。 高1弱冠15才の張本美和が世界ランク3位の超ベテラン30歳の陳夢選手に惜敗した、大敢闘でした立派でした。 大健闘した早田ヒナ選手と平野美宇選手に加えて木原美悠選手は共々日本の素晴らしい誇りだ。 何せ相手チームには男性モドキに映る屈強な選手が目立ったのには驚いた。 菊水時代の江尻佳三さんとふれあい体育館の板宮ご夫妻のことを遂々思い出していた。 愛用のペンホルダーは二階の押し入れに仕舞ったはずだがもう使うことは敵うまい。