老いのひとこと

先日は校下の公民館から「長寿の集い」で盛大に祝福された。

今日は町内会から恒例の「祝いの品々」が届けられた。

葡萄や林檎、梨などのフルーツとゼリー風の洋菓子を若い女性の役員さんが持って来られたと家内は云う。

お顔もお名前も存じ上げないお方であったという。

祝福する方もされる方も何となく事務的機械的な授受場面では味気がないと云えば失礼ではあるが時代が時代だから此れまた仕様がなかろう。

同じ町内のご近所のヨシミで時候の挨拶や「御達者でネ」の笑顔の一つがあって当り前ながら輪番制の町会組織ではなかなか其れは難しかろう。

 

叶うものなら高学年の小学生たちが率先して仕事を分担し自主的に配布のお手伝いをする、そんな温か味のある地域コミュニテイーは今どこへ消え失せてしまったのだろう。

やはり淋しいことだ。

 

願わくば小学校の校長先生よ、お勉強をたくさん教えることは勿論大事だがそれ以上に大切なものが有ることを子どもたちに諭してみられたら如何なものだろうか。