老いぼれの独り言

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漫然とした悠々自適なる生活リズムに慣れっこになっていた怠惰な身には結構堪えます。
スケジュール表が矢継ぎ早に埋まってゆきます。
町内のお店や事務所への挨拶回りに始まり、最初の四役会と役員会を開催しこなす。
次いでお二人の新一年生の誕生を祝い小学校の入学式典に列席する。
休む間もなく大通りに面する売却店舗に繁茂する草を刈りまくる。
間を置かずに訃報が一つ入り、確と裏付けをとってから連絡網に流す。
町旗を斎場に搬入し搬出する。
通夜と告別式に参列いたす。
片や神様からのお呼び掛けに応じ氏神神社の神殿にて玉串を奉奠相つかまつる。
更には公民館主催の連合町会の懇親会へ顔を出すという具合で小さなスケジュール表はすぐさま真っ黒になる。
でもこれは決して悲鳴を上げての愚痴やボヤキの類いではありません。
何らの取り柄をも見い出し得ぬ此の老いぼれに大きな遣り甲斐ある試練を授けてくれた周りのみなさん方に声を大にして感謝申さねばならぬということをわたしは言いたいだけなのです。