老いぼれの独り言

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出入り五日間の「東北の旅」でした。
三年越しの念願漸くにて適い何ら思い残すことはない。
ハンドルこそ握り得なかったが自由気ままに勝手気ままに奔放自在にコースを設定し得た。
本来の人生設計上の思惑通りに其の延長線上に設定された今回の旅支度であり其の支度通りの旅が叶えられた。
わたしの経験した従来の旅は旅行社が設定したコースに従い楽しませて貰う楽しませて貰ったという受動的悦びでしかなかったが今回はより能動的に自分なりの旅の楽しみや悦びを自ら見出し得たことはとてもよかったと思う。
ただ少しばかりの心残りは今以って仮設のお家を余儀なくされているみなさん方へのお手伝いが何も出来得なかったことは口惜しい限りなのです。
とは言っても何も出来得ぬことはおのれ自身がよく判っていた。
せめて非力なるが故に裏手の少し離れた所の雑草の草むしりを致そうと事前に軍手と鎌は準備した。
其れを決行に移す決意と実行力行動力を決定的に欠いたおのれの非力さに猶のことがっかり致した次第なのだ。
あなたたちから頂いた我慢強い生きざまに応え感謝する手立てを持ち合わせなかった非力さを悔やむばかりなのです。
今回の「東北の旅」を支えてくれた家族の者たちと新日本ツーリストの堅田さんに厚く礼を申したい。