老いのひとこと

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晴耕雨読と洒落込みたいが第一耕すような畑地はあるはずもない。


旨いことに軒下に植え込んだ苗木は狭い環境にも厭わず文句も言わずにすくすくと育っている。


そろそろゴーヤとキューリにはネットを施してやらねばとMADE IN CHINAのキューリネットを買い求めた。


 脚立やら支柱やらあれやこれや準備に煽られ作業の取りかかるが我ながら動作がえらくスローモーになったことに気付く。


 更には、高い所に登るには足場に気を付け細心の注意を払わねば人の物笑いにならんとも限らない。


 我ながらもどかしいが此ればかりはもうどうしようもない。


 慎重にマイペースで行くしかない。


 ところが「ネットの張り方」の注意書きにはより慎重により丁寧に読んで理解いたさねばならないのに好い加減な生来の性分から何とかなるだろうと適当にやり始めたばかりに案の定むたむたにむだってしまったではないか。


 加齢と共に理解力とか判断力、行動力も持久力も忍耐力ももう何もかもがずたずたではないか。


 辛うじてゴーヤの網は段違いながら仕上がったがキューリの分は嫌気がさしてお手上げだ。


 匙を投げるように網を投げ出してしまいました。


 投網にゴーヤとキューリが掛かるとはシャレにもならない。