老いのひとこと

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雪の降らない温かいお正月です。


心身共にピッリッと神経引き締まる冷気に包まれることは今日は無い。


それでも初稽古の道場にはピッシッと引き締まった霊気がただよう。


此処は県立の道場ゆえ神棚こそないのだが国旗に向かい君が代斉唱で開式の辞がはじまった。


珍しく会長の弁に稽古を全うし継続し続けるには多大なる勇気が伴う、その試練を乗り切ってこそ人間形成の道が開けるのだと大所高所からの訓示を垂れられたのです。


今日は、入賞者とか昇段者のお名前披露は聞かずに済んだ。


9時より40分間は各自自由稽古を為し20分間は全員一斉に会長指図に従い全剣連制定居合12本を抜くいつもの様式なのだが不甲斐なくも付いて行くのがやっと有り様だ。


ほんの一息ほどだが若干テンポが速い、納得いく残心姿勢が成立せぬまま次々と追い捲られて付いて行くのがやっとの様でありました。


年齢の事など考慮して呉れるはずもない。


それにしても、不十分ながらも若い連中に伍して互角に立ち振る舞うことが出来たので大いに満足いたすのです。


 
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