老いのひとこと

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無断掲載



ダッカテロ事件、憎むべきIS蛮行を如何に大きく非難しても仕切れない。


同胞の死を悼み併せて実行犯を囲うIS勢力への憎悪と報復の輪を強める。


合衆国をはじめ各種国際機関との協調のもとIS包囲網を決行するも時間の問題でしょう。


ただ其れを固唾をのんで見守る。


 


思うに主犯格の7名の若者たちはみな裕福な子弟で高学歴であったという。


彼らは時々刻々と変貌する国際情勢にもアンテナを張り巡らせ情報を収集しよう。


彼らはIS掃討の有志連合の一角に日本も名を連ねている事ぐらいは容易く認識しよう。


況してや、集団的自衛権を持つ至った経緯も容易くキャッチしただろう。


「われらは日本人だ」の請願も空しく黙殺されてしまった。


 


如何に女々しき弱腰外交だと揶揄されようが未だ穢れを知らない無垢なる日本国憲法を堅持し続けていたならば「此の平和憲法を知らぬか」と直談判いたせば高学歴の彼らゆえ最悪の事態だけは或いは回避されていたのかもしれない。


 


真実を究明するを本分と致す世の社会学者諸氏たちよ、是非とも此の間の検証を具に施して戴けないものか。


此の混沌極まりなき国際情勢を和平へと導き入れる大役を担えるは我等日本国以外存在しないことを日本人は肝に銘じなくてはなりません。


今からでも遅くはない。


まだ間に合う。


七月十日には全て万事休すに至らぬ為にも良識に目覚めなければなりません。


報復のための憎悪を燃やすだけでは能がない。


 


 


憎しみの連鎖を断つ、


断固たる信念を抱く、


神仏に祈り縋る想いで、


党派イデオロギーを超えて、


今こそ遍く叡智を大集結させねばなりません。