老いのひとこと

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少々わが目を疑った。


目を凝らすが48.31%としか見えない。


十代の投票率だとある。


 


目を疑ったはずだ、あの9.19土砂降りの国会周辺での出来事は一体何だったのか。


乱闘の末に強行突破されたあの民主政治終焉の断末魔をわたしたちはテレビの画面で嫌と云うほど見せ付けられました。


しかし、画面は一転し雨の中シールズの若者たちが必死で絶叫するその姿でわたしたちは救われたのです。


壊れた日本の国の民主政治は彼らが居る限り安泰だと信じたのです。


実に頼もしい限りの此の若者たちがめちゃくちゃに壊れた日本の国の民主政治を元通りに復元してくれと固く信じたのです。


彼らの健気さにみな微かな望みを託したのです。


 


処がそれがどうしたことであろうか。


蓋を開けてみれば空しくも惨憺たる結果に終わってしまった。


あのシールズたちの雨中の叫びも小林先生らの怒りの叫びも一体何であったのだろう。


況してや、50%を割る此の信じ難き投票率は一体何を意味するのでだろう。


 


考えてみれば、実に簡単なことでありました。


愚かなりし此のわたくしの認識の甘さからくるもっと愚かなりし妄想と錯覚に過ぎなかった事に今気付きました。