老いのひとこと

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憲法記念日、ただ手をこまねいてじっとしているのも不甲斐ない。


かといっていきり立つようなエネルギーはもうどこにもない。


ただ、いみじくも総理が口にされた、もはや国民の改憲の意思は既に固まった、時は熟したのだとのお声が何故かしら耳にこびり付く。


3年後の2020年には為し遂げるのだとまでおっしゃった。


いや、ちょっと待ってください本当に機が熟しているのでしょうか。


試しに外の空気を覗ってみよう。


自ずと憲法施行七十周年の集会へ本多の森ホールまで足が向いていた。


その日は黒塗りの日の丸街宣車は1台も横付けされてはいません。


とても静かな雰囲気の中メデアに然程お馴染みではない山田朗明大教授が物静かな語り口調で改憲のまやかしを切々と訴えられた。


とても分かり好い説得力が籠もるご講演でした。


良識で訴えられました、良識を静かに訴えられました。


甘いマスクで為政者が甘い言葉巧みに仕掛けてくる常套手段に噛まされてはいけません。


はぐらかしやたぶらかしの仮面を暴いていくことの大切さを促されました。


ボーとしていた自分に気付かされこのままだと大変なことになる事を知らされた。


色んな出来事が沢山あったがその集大成が9条に自衛隊文言明記に外ならずそれ以外の何物でもないのだというらしい。


憲法改正に異を唱えんと致せば一網打尽の気配がひしひしと迫りくる気がしてならない。


そんな殺気をもろに感じてしまうような国柄はまっぴら御免だ。