老いのひとこと

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無断掲載


文相が加計学園の認可を出したことを受けて今日は衆議院の文科委員会で審議が行われた。


あれ程世間の耳目を集めた案件なので当然ながら天下のNHKは高度な配慮を為すものだと思いきや案の定等閑に付されてしまった。


テレビの電波からシャッタウトされた。


こんなところにもちゃんとした忖度が働いたのでありましょう。


仕方がないのでネット配信で見ざるを得まい。


当然ながら与党は認可の正当性を追及し主張いたしましょう。


結論に導き入れようと論戦を繰り出すまでは容認されるにしても、得てして媚びへつらいおべんちゃらを使うは世の常、此れ総理臨席に及べば絶対に学童たちにはその光景を見せたくはない。


今日の配分は1対2なれどこれが5対5になればシラケ鳥が啼き止まず国会が死物化する恐れは大きいと危惧いたします。


気の抜けたビールほど不味いものはない、ぴりりとした野党の辛辣さがあってこそ国会が生き物として活気づく。


今日の画面を見る限り立民と希望の垣根はどこにもない、だから境界線は取っ払って然るべしだとわたしは思った。


ただ、野党の貴重なる配分時間内にトンデモナイ異物が混入したようだ。


あれは拙い、あれは野党と云えましょうか政党の品位品格を疑うではありませんか。


呆れてものが言えません。


あの政党は与党の時間配分に組すべきだと誰しもそう思ったでありましょう。


 


わたくしを含めた政治に無関心な方々にこそ今日の画面をつぶさに目にされ少しは事の本質に開眼なされますれば如何なものかと僭越ながら思いました。


 


午後7時のNHKニュースでも此の件に触れることは在りませんでした。


公共放送とは一体何ぞや首をひねらざるを得ません。