老いのひとこと

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気持ちがいらいらし荒んだ時は野田山へ登るのが一番だ。


其処は五万柱の人魂が眠る、ゆがんだ気持ちが瞬時に癒されてゆく。


参道を歩むにつれて漂う霊気が邪念を吸い取ってゆく。


一気に鋭気を取り戻したようだ、我に返ったようだ。


みれば全山至ることろから新緑の若い息吹が萌えいずる。


墓地であれ墓地とても息を吹き返し精気を得ているではないか。


目線を転ずれば其処はヨメナの群生地でありあちらこちらに野アザミが顔を出す。


現金なものです瞬時に俗人と化し山菜採りに化けてシャッポの中に詰めるだけ詰め込んで喜び勇んでご帰還致すではないか。


もやもやイライラはもう無用、折からの強風に吹き飛ばされてどこかへ消えてしまったようだ。