老いのひとこと

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七尾の中島町宮前地区は北の外れで穴水に近い、此処から食祭市場までは強かある。

幸いなことにナビはもとより家内のスマホも役立ち難なく着けた。

天気は良かったがウイークデーの所為かいつもは賑わう市場は実に閑散とする。

消費増税後の不況感はやはり本物のようだ。

売り子さんたちの顔色も心なしか覇気がない皆さん項垂れているようだ。

家内は二階の海鮮丼を所望したがわたしは下の階の展望の利く店がいいと牡蠣貝焼きを注文してしまったが結果的に此れは大失敗だった。

海鮮丼にすればよかったと随分後悔したものだ。

何せ牡蠣は牡蠣でも干上がり痩せこけ萎びた身でしかない、其処には瑞々しいジューシーさが無いに等しい。

それが10個余りで1410円也だ。

其処へ1杯220円もする異常なる御飯に御新香も御汁も出ない物凄いサービス振りだ。

更に上乗せして御席料を御1人様320円也を召し上げられてしまった。

まさに踏んだり蹴ったりの有様で不景気風に冷たい北風が追い打ちを掛け寂しいふところ具合がしくしく泣き始めたのでした。

お店の名は敢えて伏すが此れでは観光都市七尾のイメージに大きく関わりはしまいか。

風采の上がらぬ髭ずらをした田舎の年寄りに映ったのでしょう。

其の所為なら仕方が在るまい、此方が悪かったことに致して置きましょう。

何事もすべてが旨くいかないものなのだ。