老いのひとこと

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家の前に市道が通り車も行き来する。

すぐ横に城谷川が流れ其の川沿いのコンクリートの僅かばかりの隙間には四季折々色んな雑草と名の付く植物たちが此処を楽園として咲き乱れる。

春たけなわの頃にはマツバウンランニワゼキショウらが賑々しく咲き誇ってくれた。

目の保養として荒んだこころを癒してくれた。

ところが此の長雨続きで無用の植物が繁茂し街の景観を害するまでになってしまった。

こころあるお方の出現を待っていたがやはり今年も其の気配すらなかった。

止む無く此の年寄りが勇猛心を駆り立て除草奉仕を決断し実行に移したのです。

長雨が幸いし根が緩み除草作業は随分と捗った。

スゲの仲間でしょうか、オヒシバとメヒシバの類やヨモギの仲間でしょうかしっかり根を張る。

中でも厄介者が笹に似た図鑑によればネザサかアズマネザサが此れ又地下茎を地中深くに食い込ませ手の施しようがない。

路傍の雑草との格闘を演ず、両者ともに意地を張り組みつもたれつの大乱闘だ。

此の乱闘劇も今年が見納めになるかも知れない。

果たして来年まで此の闘争心を持続できますでしょうか、これぞ神のみぞ知る。

 

収穫物は巨大なゴミ袋に二つもありました。