老いのひとこと

遂先日のこと、手押し車に押し込まれた園児たちの表情を評してまるで囚人のような澱んだ顔付きはどうみても頂けませんと発信した。

保育園の育児方針に問題ありきと辛辣にも酷評した筈なのだ。

それから間もなくして何時ものコースを辿れば前方より隊列を組んだ幼子たちが小遠足にお出掛けのようだ。

先生と手を繋いだ子も居れば大半はお互いにおててを繋いでにこやかにみな楽しそうだ。

幼児らしい屈託のない本来の笑顔にみながみな満ち溢れている。

先生方とも会釈を交わし子らとも笑顔を交わし手を振ってバイバイも交わした。

其処にはあの凍り付いた囚人のような表情は消し飛んで何処までも明るいのだ。

のみならず公園の芝生の真ん中に一台の手押し車が在るが園児らは桜の木の下で落ち葉を拾いながら嬉々として戯れる。

先生も子らも秋の陽を浴びみな生き生きとしている

 

 

そんな筈はない、凍り付くような味気なきマイブログが盗み読まれる事は絶対に在り得ない。

しかし、此の急変は誰のお告げが当園の当事者に届けられたのだろうか。

読み人少ない我が拙文から天に坐す閻魔さんが気を利かせて仲を介して呉れたのかも知れないぞ。

面白いことが在るものだ、大王さまに感謝いたさねばなりませんですね。