老いのひとこと

去年の11月5日の記、「歓びと失望の落花生顛末記」を思い出した。

昨年の二の舞を演じぬよう早めに収穫すべきところむしろ遅れてしまったようだ。

恐る恐る辺りを探ってみるが幸い今年は例のハサミムシの形跡はなさそうだ。

スコップは要らない地表すれすれの極めて浅い箇所に居るは居るは無闇矢鱈にぶら下がり居る。

生りこそ小さいが此れは昨年の比ではない、優に三百個は在りそうだ。

穴あきの虫害被害は十個余りで軽微で済みなによりだ。

 

それにしてもたったの一粒の種から三百倍の利殖とはラッカセイは何んと乙な農産品なのだろうか。

此の格別に有利な利殖方からしてピーナッツ財閥が居ても可笑しくはないとおもうのだが。