老いぼれの独り言

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そう云えばこんなことがありました。
わたしが住をたまわる近隣の地に実にご奇特なるお方が居られました。
道路や空き地の美化整備に粉骨砕身ご奉仕を為されるお姿をよく見掛けました。
「アダルト プログラム」を先取り為され、単身で此の新領域へ
乗り込まれた勇気あるアタッカーのお一人に違いない。
 その事を、ある広報に主観を交えず客観的事実として報じたことがある。
 処が実名を明記したのは、ご本人の本意とは明らかに離反する浅はかなる行為だとわたしは厳しく糾弾される羽目に陥ったのです。
 いいものは良い。
 善いものは好いに決まっている。
 「アダルト プログラム」は混濁する此の世なるが故に自然発生した清涼剤のようなものだ。
 制約される筋合いはどこにもないはずだが、その制約されそうな旧態依然とした社会制約が此の二十一世紀の世にも厳然と存在する。
 コワイことだ。
 恐いことだと思いませんか。
「アダルト プログラム」は『本当の意味での民主主義をつくる』ための試金石だという教えがある。
 地方自治は「民主主義の小学校」とは聞いたことがあるが、
『アダルト プログラム』はさしずめ『民主主義の幼稚園』とでも云えそうだ。
 草むしり同好会、いいじゃありませんか。
 カラオケ同好会やゴルフ同好会もいいに決まっているが、地味で泥臭くしかも汗臭いが「草むしり」同好会もいいじゃありませんか。
 その事だけに、みんなの気持ちが純粋に合えばそんなにいい事はないと思う。