老いのひとこと

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大阪の孫たちから「敬老の日」のお便りが届きました。
保育園でお遊戯の発表会があったとの報に接しこころが自然と和んだのでした。
お遊戯の発表会とまったく同じい趣旨かと思うが只今目下の処、手習い中の陶芸教室にても作品の展示発表会が催されるというご案内をいただいたのです。
当初は躊躇もしたが殊更覇を競い合うわけでもなさそうなので「ぐいのみ」3点と「茶碗」1点を応募し搬入してきた。
お年寄りの保養施設「鶴寿苑」の大きなホールが主会場で「書」に「手芸」、「絵画」に「陶芸」と各々方は齢を感じさせない赫灼たる作風を誇らしげに表現なされていた。
余生を謳歌し生甲斐と自己実現を精一杯享受なされている姿がよくわかる。
大作揃いのみなさんの中にあってひと際みすぼらしく貧弱な我が輩の小品の前に可愛く愛くるしいミニカボチャが添えてあるではありませんか。
目立たぬ存在を引き立てるべく、こころある御方のこころある配慮に接し痛く敬服いたすところなのです。
これこそが美しき敬老の精神ではなかろうか。