老いのひとこと

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「外環状線」脇の歩道が先日の大雪で埋もれてしまった。
「額四峠」の峠越え歩道も被われていたが歩行者はともかく自転車はとてもじゃないが寄せ付けては呉れそうもなかった。
止むを得ないので車道の路肩部分を走ってみた。
おっかなびっくり気兼ねしながら遠慮がちに走る姿が自分ながらよく分かる。
からだ全体が何となく強張っている、ガチガチだ。
恐らく顔の表情も引き攣っていたであろう。
右背後から疾走してくる、遠慮会釈なく轟音もろとも地響きを立てて通り過ぎる。
それもそのはず登坂道路なのでみなアクセルを踏み付けるのです。
わたしも力みながらハンドルを握り懸命にペタルを踏み付けるのだがトレーラーやダンプの風圧に巻き込まれるのを恐れる余り返ってバランスを失い掛けたりもした。
あながち戦場に放り出されたも同然で正直怖かった。
火と水の二日間、大袈裟ながらも生きた心地がしなかった。
 
無茶な事をする勿れ無理することなく齢相応に炬燵に潜りうずくまっていれば良いものを、此の愚か者めがと冷笑されても一向に構わないのです。